ユニセラ株式会社

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ISO 9001

ステアタイト・セラミックス

ステアタイトの主原料、組成

ステアタイトは電気的絶縁性分野で歴史のあるセラミックスです。安価なご提案ができる素材のため幅広い分野で使用されています。
ステアタイトの主原料となるタルク(*)の主成分は酸化マグネシウム(MgO)と無水珪酸(SiO2)で、その化学式は 3MgO・4SiO2・H2Oです。 このタルクを高温で焼成すると結晶水が放出され、後には珪酸マグネシウム(MgSiO3)が出来ます。
この珪酸マグネシウムがステアタイトの本体です。
ステアタイトは環境にも優しい材料です。

(*):タルクは医薬品、化粧品、紙などの身近なものから建材、樹脂、プラスチック、ゴム、塗料、接着剤、電子材料などに使用されています。

ステアタイトの主原料、組成

ステアタイトの特色

ステアタイトは白色又は淡黄色で光沢のあるセラミックスで、その特徴は次の通りです。

  • 高周波損失が小さい。
  • 高温での絶縁抵抗が大きい。
  • 機械的強度が大きい。
  • 熱衝撃に強い。
  • 緻密均質である。
  • 科学的にも安定し耐酸化性にも優れている。
ステアタイトの主原料、組成

ステアタイトの特性

色調 : 白色(ユニセラ)
特性 範囲・条件 特性値 単位
吸水率(%) - 0.0
見掛比重 - 2.7 -
ビッカーズ硬度 - 6.2 Gpa
曲げ強度 - 138 Mpa
圧縮強度 - 888 Mpa
線膨張係数 R.T.〜100℃ 6.9 × 10-6/℃
R.T~400℃ 7.8
R.T~900℃ 9.0
熱伝導率 20℃ 2.5 W /(m・K)
安全使用温度 - 1000
絶縁耐力 - 10 KV/mm
体積固定抵抗 25℃ >1014 Ω・cm
300℃ 8×1010
500℃ 3×108
誘電率 1MHz 6.4
誘電体損失角 1MHz 6.5 × 10-4
誘電体損失係数 - 38 × 10-4
Te値 - 760
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